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YouTubeに講演会動画を公開

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YouTubeに講演会動画公開

【公式】シベリア抑留体験を語る会札幌でYouTubeにこれまでの講演会動画を公開しました。

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どうぞよろしくお願い致します。
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利尻島にシベリア抑留慰霊碑建立 寄付スタート

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 大変長いことお待たせしました。今年の8月15日北海道新聞に記事が掲載されてから
利尻島のシベリア抑留体験者 吉田欽哉さん(97)とお話をした結果、いよいよ寄付をスタートしようということになりました。

 着工は令和5年4月 完成は同年9月。寄付締め切り 令和5年3月末まで。皆さまからの寄付金は、全額吉田さんへお渡し致します。ゆうちょ銀行 当会の口座が寄付専用口座です。

 後日領収書をおひとりずつ郵送しますので、必ず
振込用紙にお名前、ご住所、お電話番号を恐れ入りますがご記載ください。
また個人情報は上記の目的以外には公開しません。

 吉田さんは自ら20歳の時に兵役で、戦友をシベリアの沿海州現地に埋葬しました。
全国のシベリアで亡くなった仲間のことを忘れてはいけない、あまり知られていない
抑留の史実を後世へ残さなければいけないという
シベリア抑留者の鎮魂の想いを込めて、石碑として残したいと言っています。
 これから長く厳しい冬がやってきます。
頬に風が痛く吹き付け、雪が氷のように刺さる。
冷たい何もないシベリアの荒野をトラウマのように思い出されます。
 「いつになったら日本へ帰るんだ、いつになったら腹いっぱい
白い飯が食えるんだ。おい、このぼた餅、オメエなんぼ喰える?」
それはぼた餅ではない。鉄道の敷設工事をしている時に線路の石が
空腹のあまり、ぼた餅にみえた。「蛇も蛙も食べたけど、ネズミだけはダメだった。」
 4年間の抑留生活での出来事は、時計の針を77年前にもどした19歳の出征したあの日の気持ち
がいまも鮮明に蘇ります。戦争は終わったはずなのになぜ、シベリアへ?一体誰の命令で、こんなところへ?
誰にも答はわからない。誰の責任なのか。
日本に帰るぞと言われて乗せられた船が向かったのは日本ではなかった。
誰かが叫んだ。「おい!捕虜だと、捕虜でねが!!」
「捕虜って何よ、なんだべ。」吉田さんは最初に何が起きたのかわからなかった。
周りでは、ざわざわし始めた。樺太の野登呂岬をぐるっと回った。
稚内へ行くはずが、どうしても違う。船はどんどん北の方へ進んだ。
海馬島が左に見え、島の面影がどんどん薄くなった。着いたところはシベリア沿海州。
大きな白いアパートのような建物がいくつもある。
あ~~ここは日本ではないと思った。
「なんのための戦争よ。
 このまま風化してしまうのを、ただ黙っていたら、亡くなった戦友が浮かばれね。」
著書「黒パンと交換した腕時計」より一部抜粋

動物行動クリニックって知ってますか?

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 9月28日午後3時からFMドラマシティ77.6Mhz「シベリア物語」ではゲストに札幌動物行動クリニックの先生に
お話を伺いました。ペットと楽しい暮らしを夢みてペットを家族の一員に迎えられる方が多いと思います。
しかし、こんなはずじゃなかった、もう無理と頭の中に「どうしよう」と浮かんだことは、ありませんか?

人間と動物は違います。大きな違いは言葉を話せないこと。どんな思いをしているか。
どんな不安や恐怖があるのか・・・・伝わらないもどかしさが何かのサインになっている。

ぜひお聴きください。サイマルラジオではラジオスタジオの映像付きで視聴できます。

FMドラマシティ

画面のミュートマークを解除してお聴きくださいね~~。

聞き手 中国残留婦人3世 シベリア抑留体験を聴く

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 明日のFMドラマシティ「シベリア物語」77.6Mhzは87回目になります。

今回は舞鶴引揚記念館で語り部をされている劉雪蓮さんが聞き手です。
 私も神馬先生にお会いするのは、ほぼ2年ぶりでした。
聞き手が変われば、語り手の話す内容も変わり、今まで聞いたことがなかったことを初めて聞く事が出来ました。

 毎月第二水曜午後3時から、神馬先生シリーズが続きます。

 神馬先生は海軍でした。水上偵察機偵察員。
1945年8月9日舞鶴航空隊へ帰隊命令がでました。戻る途中エンジントラブルで海に落ち、
一晩漂流し朝鮮半島へ辿り着きました。神馬先生が終戦を知ったのは、8月20日。
  いつもはついていない民家の電灯がはっきりと明るくついている。
そして畑にはたくさんの兵隊が見張りでいる。おかしい。なんだろう。そう思いながら日本を目指して歩いていた。

そして3年間シベリアへ抑留。「ダモイ トーキョー」と騙せつづけ。
 神馬先生は当会の初代語り部です。2015年2月から活躍されています。
「もっとたくさんの人にこういうことがあったんだ。ということを知ってもらいたい。」といつも言われています。
ぜひサイマルラジオ、リッスンラジオ無料アプリダウンロードして

お聴きください。

札幌テレビどさんこワイドで吉田欽哉さん紹介されました

新着情報

どさんこワイド クリックすると視聴可能

昨日 札幌テレビのどさんこワイド内で吉田欽哉さんと私がほんの少し紹介されました。
いつも本当に取材をして頂き、ありがたいです。こうやって初めてシベリア抑留を知るきっかけができることも
あるに違いないと私は思います。

第二弾は8/15 日本テレビ News every. で放送予定です。シベリア抑留を知ってほしい、ただその一言につきると言っても過言ではありません。戦争を起こさない国、安心できる国と思いを馳せます。

プロフィール

siveriasapporo

Author:siveriasapporo
戦後70年の節目に戦争体験、シベリア抑留体験をされた方の体験談を一人でも多くの方々に、風化させず「次の世代へ継承する」ため聞いて頂きたいと思い、人生の先輩の方々にいろいろ教えて頂きたく活動を始めました。
初回講師の神馬文男氏は、「私達は次世代に正しいことを知らせる義務と責任がある。」とお話されました。

〒063-8691
札幌西郵便局 郵便私書箱第26号シベリア抑留体験を語る会札幌あて
自費出版の体験記等の寄贈、ご意見、ご感想お待ちしています。


寄付のお願い ゆうちょ銀行 00190-3-452141「シベリア抑留体験を語る会札幌」
活動運営資金にさせて頂きます。
講演会ご依頼もお待ちしています。






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